就職活動

ゲーム会社に就職するまでのお話vol.2 予備校編

美術予備校に通う

美術予備校とは?

美術大学に通うための予備校です。美大の試験に合格するために勉強する場所。
デッサンや色彩構成、彫刻や工芸志望だと塑像等を主に学び試験対策をします。

美大生のほぼ全員が予備校に通うので美大入学希望者は必然的に予備校に通わなければなりません。

美術予備校は一般の予備校とは違い特殊です。それなりに学費は高く、有名美術大学に進学するには最低でも高校2年の夏までには予備校に通っておく必要があると言われています。

むらたけ
むらたけ
↓にポイントを書いておきます。

・学費は年間で40万~90万程

・地方には美術予備校は少なく、都内予備校に下宿する学生もいる。

・画材費などは自分持ち。

・無料体験ができる予備校がほとんど。

・自身の志望校に応じてクラスが分けらる。

・講師は有名美術大学出身の先生または現役大学生。

・学科の授業もありる。主に国語、英語、小論文

美大入学には必須

 

そもそも美術大学とは?

概念や本質等を話すと記事やブログ如きでは収まりませんので端的に言うと

美術、芸術を学び研究し人間力を高める大学

です。

ちょっと端的過ぎたので詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

美大とは

 

どんな大学があるの?

全国に私立、国公立の大学あります。

美術大学と調べると色々なサイト記事に美術大学のランキングやヒエラルキー等が載っていますが、出身者としての個人の見解は

『馬鹿げている。なんの根拠があってランキングを決めているんだ』

です。

美術大学は決して偏差値で差をつける大学ではありません
偏差値を気にするのであれば試験勉強をして一般大学に進学すれば良いからです。

かといって在学中の学生の作品で決めるものでもありません。
美術というのは一般大学の試験のように正解が無いものだからです。

私は上記考えのため、美大ランキング等を記載しているサイトは愚か極まりないと思っていますので、ここでは芸術大学一覧が載っているwikiページを載せておきます。

日本の美術学校

 

むらたけ
むらたけ
大学ランキングなんて無意味。在学中にどんな経験を自身がするかが大事だと思います。

・私立大学の4年間の学費は670万程、国公立だと395万程

・試験は実技(デッサン、色彩構成、塑像)、学科(英語、国語、小論文等)
総合点によって合否が決まる。

・大学毎に学部の違いがある。

・オープンキャンパス、芸術祭があり、入学前の見学が可能

・大学の就職先にはメーカー、広告業界、映像業界、デザイン全般、
ゲーム業界、アニメ業界、CG業界、出版業界etc

 

私の場合

高校3年春に私は上記を一通り調べました。

家庭環境は決して裕福と言えるものではなく、私は父のいない母子家庭でした。
予備校の学費、美術大学の学費などを考えると常識的に考えれば美術大学進学等ありえないものだったと思います。

それでも通いたい旨をだめもとで母に相談したら母は快く承諾してくれました。
当時の事を母に聞くと、進路について真面目に考えて相談してきた私に対して金銭問題なんかで否定をしたくなかったと言っていました。

今の自分があるのは母があの時予備校に通わせてくれたおかげだと思います。

 

むらたけ
むらたけ
お母さんありがとう。。。

 

それでも大学費用については現実的に厳しく、奨学金を全額借りて私が将来返していく約束をして予備校に通うことを認めてくれました。

そして私はすぐに予備校の無料体験に通いました。

・予備校費は熱意をもって親族に相談する。

・なるべく人数の多い予備校に通い、大勢の予備校生と比較できる環境にする。
都内であれば新宿美術学院すいどーばた美術学院河合塾美術研究所
御茶ノ水美術学院渋谷美術学院 等々

・無料体験を利用する。この時画材は用意していなくてOK

・とにかく決断は早く!現役合格を狙うなら最低でも3年春までに、
それ以降の入 学の場合は浪人も視野に入れる。

・大学費用は無ければ奨学金等の説明会に参加する。

・高校の美術教師には必ず相談する。

 

 

むらたけ
むらたけ
また長くなってしまいました。次回は予備校での経験談をお話しします。

ここまでご覧いただきありがとうございます。

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